(一社)地盤品質判定士会では令和3年4月から「相談員登録制度」がスタートしています。この制度は、一般市民から地盤品質判定士会あてに寄せられる地盤相談に対応できる地盤品質判定士をあらかじめ名簿に登録しておき、相談案件ごとにこの名簿からの公募によって回答担当者を選任する仕組みです。
相談員名簿に登録するにあたっては、「相談員研修〔一般〕」の受講を修了していることが条件となっています。相談員としての活動を希望する地盤品質判定士の方は、ぜひこの機会に受講してください※)。相談員〔公共〕に登録する場合も「相談員研修〔一般〕」の受講が必要となっていますので、受講をお願いいたします。
この研修は、相談員を希望されない方、地盤品質判定士でない方にも受講していただくことができます。宅地地盤の評価に関する基本的な知識・スキルを身に付けるうえで有用な内容になっていますので、奮ってのご参加をお待ちしています。
※)すでに支部主催の相談員研修〔一般〕を受講済みの方は、重ねて本研修を受講していただく必要はございません。登録相談員の募集につきましては,下記にパンフレットが掲載されておりますのでご参照ください。
https://hanteishi.org/post-3727/
申込み方法
下記のURLに掲載しております申込書をダウンロードし、必要事項をご記入のうえ、メールでお送りください(メールの送信先は申込書に記載しています。)
URL:https://hanteishi.org/post-3717
平成25年(2013年)に地盤品質判定士資格制度が創設されてから8年が経過し,現在では約1,300名の地盤品質判定士及び判定士補(以下「判定士」という)が全国で活躍されています。また,令和2年4月に判定士で構成する地盤品質判定士会(以下「判定士会」という)が一般社団法人化され,判定士会としての活動範囲が拡大し,判定士のより一層の活躍が期待されています。
判定士が担う職務の中に,一般市民等からの宅地・擁壁等の安定性評価の依頼に対応する相談員制度があります。現在まで数多くの相談に対応してきた経緯の中で,相談員としてある一定のスキルが不可欠であるとの判断に至りました。
そこで,地盤品質判定士会関西支部としまして,単に地盤に関する知見だけではなく,問題解決のための法律や応用的な知見(原因究明のための合理的な調査法や対策工法等)といった幅広い知識の必要性を認識し,研鑽して頂くため研修会を企画しました。
研修会では,相談員の皆様に依頼案件を斡旋する流れと相談員のモラルと判定士の倫理や,プロフェッショナルな相談員として相談を受けるに当たって必要な知識とツール,及びこれまでに関西地域で寄せられた相談と対応の事例,さらには相談員が避けて通ることができない宅地に関する法令や基準等について,講師が今迄の経験に基づき説明を行い,最後に,講師,受講者による相談員制度全般に関する質疑応答を計画しています。
今回も昨年度好評であった土曜日でのオンライン方式による開催とします。皆様の奮ってのご参加をお待ちしております。
なお,今後も相談員研修を続ける予定にしております。市民からの相談があった揚合の斡旋の際には,研修会の受講履歴も勘案することになっていますので,奮って受講をお願い致します。
詳細は下記をご覧ください。
https://hanteishi.org/kansai/training-session/