地盤品質判定士協議会 事務局
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お知らせ

【終了・3月23日】住宅地盤の安全安心講演会・(一社)地盤品質判定士会主催

23.02.08 カテゴリー:講習会

液状化現象は、地震の際に地下水位の高い砂地盤が液体状になる現象であり、時には、地面から砂を含んだ水が一斉に噴き上がり、その跡にはクレーターのような大小の穴があくような大きな変状を発生させます。1964年の新潟地震では、県営アパートが倒壊等多くの住宅が被害にあい、これ以降、液状化現象という呼称が広く認知されることとなりました。

液状化現象は、地震が発生すれば規模は違えども数多く発生しており、発災時には我々の生活が大きく損なわれる状況にあります。また災害復旧もかなり大がかりなものとなります。

液状化対策については、地盤構成、地下水位、地域環境、発生規模などに応じて対策工を適用する事例が増えつつありますが、既存の住宅地盤に対して対策工を講ずることはかなりハードルが高いようです。

そこで、一般社団法人地盤品質判定士会では,液状化に関わる最近の話題・知見を集めた講演会『住宅地盤の安全安心講演会2022』を企画いたしました。講習会では、発生すると住生活にとって甚大な支障を及ぼす液状化現象の概要、既存住宅地盤に対して行った対策事例、最近増えつつある宅地単位を対象とした対策事例を紹介いたします。

安全で安心な生活を得るために、住宅地盤の周辺地形地質環境を含めた地盤の安定性と地盤リスクを適切に評価することの重要性が再認識されています。住宅地盤の状況を限られた情報の中で的確に把握・評価するためには,携わる技術者が地盤工学に関する高度な専門知識と技術者倫理を有するだけでなく,常に新しい知見を得る必要があります。本講演会が皆様のお役に立つと幸いです。

なお, 本講演会はZoomウェビナーによるオンラインでの講演配信で行います。 勤務先もしくは自宅からの視聴となります。 奮って御参加下さい。

 

詳細は下記を参照ください。

https://hanteishi.org/post-6463/

【終了・3月18日】スキルアップ研修会・(一社)地盤品質判定士会関西支部主催

23.02.08 カテゴリー:講習会

令和4年度 スキルアップ研修会 -住宅地盤の沈下と対策編- 開催のお知らせ

 

主催:一般社団法人地盤品質判定士会 関西支部

後援:公益社団法人地盤工学会 関西支部

一般社団法人地盤品質判定士会関西支部(以下「判定士会関西支部」という)では、安心して暮らせる宅地であるかを見極める知識の習得を目的としたスキルアップ研修と名付けた講習会を企画し実施しております。スキルアップ研修会は、法規制並びに宅地の変状等の実状態とその原因などに関する解説および調査、対策技術について解説するものであります。

昨年度のスキルアップ研修会では、市民の皆様から最も相談が多かった「擁壁」をテーマに取り上げ、建築基準法、都市計画法、宅地造成等規制法等における擁壁に関わる法規制とそれに適合しない擁壁に関する基礎的な解説、及び既存擁壁に関わる調査、対策、ならびに石積み擁壁、ブロック積み擁壁、RC擁壁に関わる相談事例や裁判例、主として新設RC擁壁のトラブル事例の紹介を行いました。

今年度は、市民からの相談で「擁壁」に次いで多い「住宅地盤の沈下と対策」をテーマとしました。住宅地盤は、山間部を切盛り造成したものや田んぼや沼地あるいは池を埋立てして宅地としたもの等立地条件は様々で、沈下の原因も立地条件により異なります。本研修会では、住宅地盤で発生する沈下の種類と原因、及び地盤沈下に伴い変状した家屋等の修復に向けた家屋の調査方法と対策工法について事例を挙げて、わかりやすく説明を行います。特に様々な住宅地盤の沈下現象の中から「造成地盤で生じる水浸沈下」に着目し、その発生メカニズムや発生予測に向けた室内試験及び現地試験方法と水浸沈下対策についても、事例紹介いたします。

この水浸沈下問題は,1970年代には着目され研究されていたものの、現在もこの分野に関する指針となるテキストがない状況もあり、相談員はもとより地盤技術者,さらには沈下被害を受けられている一般の方にとっても有益な内容です。是非ご参加ください。なお、相談員の方には、市民からの相談があった場合の斡旋の際に、研修会の受講履歴も勘案することになってまいりますので、ふるって受講をお願い致します。

 

詳細は下記を参照ください。

https://hanteishi.org/post-6446/