令和3年4月に,一般市民等から地盤品質判定士会に寄せられる宅地・擁壁等の安定性評価等の相談に対応するにはある一定のスキルが不可欠であるとの判断から相談員制度を立ちあげ,毎年各地で研修会を開催してきました。
地盤品質判定士会関西支部としましては,単に地盤に関する知見だけではなく,問題解決のための法律や応用的な知見(原因究明のための合理的な調査法や対策工法等)といった幅広い知識の必要性を認識し,研鑽して頂くため研修会を企画しました。
研修会では,相談員の皆様に依頼案件を斡旋する流れと相談員のモラルと判定士の倫理や,プロフェッショナルな相談員として相談を受けるに当たって必要な知識とツール,及びこれまでに関西地域で寄せられた相談と対応の事例,さらには相談員が避けて通ることができない宅地に関する法令や基準等について,講師が今迄の経験に基づき説明を行い,最後に,講師,受講者による相談員制度全般に関する質疑応答を計画しています。
同様の内容の研修会が地盤品質判定士会本部主催で11/28(火)に開催されます。関西支部では今回も,昨年度まで非常に好評であった土曜日でのオンライン方式による開催とします。業務等の都合で平日参加が困難な方も,ご参加いただけます。
なお,相談員研修会(一般)は相談員として活動するためには必ず受講しなければならない研修として位置づけられております。相談員だけでなく,これから判定士試験を受験しようとされている皆様ならびに一般の技術者の皆様も、奮って受講をお願い致します。
詳細は下記を参照ください。